チョコラ失踪からもう２年・・・

チョコラがいなくなってから今日で２年が経ちます。
あの時の胸の動悸や　やりきれない涙など忘れることはありません。
あの時、玄関のドアを開けたままにしていたことは
悔やんでも悔やみきれません・・・
本当に　ごめんね、チョコラ。

５月の連休明けに知り合いのお店に行くと
公園に捨てられていた子猫を保護していました。
誰か飼ってくれる人を探しているということでしたが、
４匹の子猫のうち　もうすでに２匹はもらわれて　あと２匹の子猫が残っていました。

小さな命を抱きしめていると
私が守ってあげたいなあという気持ちが湧きあがり
２匹とも抱いて帰ってきました。



茶色の猫は♂で名前は「トラ」
こげ茶の猫は♀で名前は「チョコラ」
前のチョコラは静かなおとなしい猫だったので特別何もしていませんでしたが、
この子猫たちは　やんちゃで２匹で走り回って遊びます。
ベランダには落下防止と家出防止を兼ねて金網のネットを張り巡らし、
フローリングを運動会のようにバタバタと走り回るので防音カーペットを敷き、
快適に暮らしていくために工夫をしながら楽しくやってます。

「トラ」はおしっこをソファーやクッションにするので大変でしたが、
憎めないキャラでかわいいです。
クスリと笑わせてくれます。
「チョコラ」は体は小さいけれどとても活発でおしっこもすぐ覚えてくれました。



今では体も大きくなり　おしっこもちゃんとトイレでしてくれるようになりました。
９月９日には　避妊と去勢の手術の予約をしていますが、
特に「トラ」は怖がりなので　心配でかわいそうな気がしてます。

ベランダに設置した猫用物見台から外を見渡しています。





「トラ」と「二代目チョコラ」　私のとこに来てくれてありがとう。
そして、チョコラもきっとどこかで大事にかわいがられて暮らしていることを願ってます。

チョコラ失踪からもう一年・・・

８月３１日もあと僅か・・・
チョコラが９月１日の朝に失踪してからもう一年がたちます。
去年の今頃、チョコラを家に残して外で酔っ払ってました・・・
チョコラはどんな気持ちでこの夜を過ごしてたんだろう。
去年の今頃はチョコラはこの家にいて
ゆったりと横たわって夜空を見上げていたのか・・
吹き抜ける風に目を細めていたのか・・
チョコラに会えなくてもう一年が経とうとしています。

今でもフサフサとした毛並みのネコが歩いていると
「えっ、チョコラ！」
と期待してしまいます。
今でも、あの時どうして玄関のドアを開けてしまったのか、
チョコラがいなくなった時、どうしてすぐに外に探しにいかなかったのかと後悔しています。
きっとお気に入りの場所で寝ているのだろうと思い込んでいた愚かな私・・

今ではチョコラがいないことが普通の生活になっています。
でも、いつもチョコラのことは忘れていません。
もう、会えないかもしれないけれど
私はいつまでもチョコラのことは忘れません。
ごめんね、チョコラ。でも本当に大好きだよ。

大きな猫

散歩に行ったら大きな猫に出会った。

大きいなあと思って立ち止まると猫も私を見つめてニャーってないた。
（あなたからは言われたくないわ）とでも言っているのだろうか。


チョコラはどうしているかな。
駅近辺を探してチラシも電柱に貼ってみたけど応答なし。
やっぱり別猫だったのかなあ。
でも、どこかにきっとチョコラはいるよね。

目撃情報ﾊﾟｰﾄⅡ

またもや目撃情報。
今度は自宅から８キロほど離れた駅の近辺。
この前の目撃情報のときは、朝夕チョコラがいたという近辺を徒歩で捜索。
でも、チョコラと再会することはできなかった。
もう、心が折れてしまった感じになって
でも、どうしてもあきらめきれずにズルズルと追いすがってしまう気持ちがつらくて
チョコラを知ってる人たちを招いて？お葬式をしようかと考えていたとこだった。
自分の気持ちに区切りをつけるために・・・

ところが、いまだにお願いして貼ってもらっているスーパーのチラシから目撃情報が！
その情報によると、あるお宅に走り帰るチョコラを目撃したらしい。
その家でチョコラが飼われているのか・・・
はたまた別猫か分からないけど
一度確認しないことには落ち着かない。
もうチョコラのお葬式の話ではない。

目撃情報の場所と時間くらいに現場に行き
チョコラに再会できることを期待している。
今度こそ会えるかな。

目撃情報

月曜日に突然、チョコラの目撃情報が入った。
私が重点的に探していた場所と全く逆方向だ。
でも自宅からは１キロ以内の距離だった。
情報によると、夜９時ごろ川沿いのガードレールの下にいたそうだ。
日が沈む前に現場に直行。
辺りを歩き回って猫の隠れそうなところはないかと夜に備えて確認した。

今回は目撃情報の地点を中心にその近辺を朝と夜の２回、くまなく歩こうと思った。
父が通販でとてもいい懐中電灯を買って自慢していたのを思い出したので借りてきた。
ライトも明るく、万が一の時は警棒にもなる優れものの懐中電灯だ。
危険な時はこれでガツンと！

夜９時、現場に懐中電灯を手に出かけた。
チョコラに会えるかもしれないと思うとドキドキしてきた。
思わず「チョコラ、チョコちゃん」と呼びかけながら歩いて行った。
とても寒くて厚手のジャンバーを着て行ったけど
チョコラもこんな寒さの中にいると思うとかわいそうになってきた。
チョコラがいなくなった９月はまだ半そででサンダル履きで捜索に行っていたのに・・・
季節の移り変わりを肌で感じた。

９月にチョコラがいなくなって探していた時は
せっぱつまった気持ちだったので
（なんとしても探し出さなければ）という思いが強すぎて
私自身が辛すぎて疲れてしまったが、
今回はチョコラを見つけ出すというよりも
チョコラが元気で無事に生きている姿を一目でいいから確認したいという気持ちかな。
とにかくチョコラに会いたい。

いつかきっと会えるよね、チョコラ。

忘れないから

先日、探し物をしていたら猫の指輪が出てきた。
思わず「チョコちゃん・・・」とつぶやいてしまった。

いつもチョコラのことは心のどこかで気にしているけど
朝夕の見回りもやめてしまい、
電柱の張り紙がはがれても新しいビラを貼ることもなく
家のまわりに置いていた餌が食べられないまま放置され
少しづつ、少しづつチョコラのことが私の日常から遠ざかっていく。

きっとどこかで拾われてかわいがってもらっているかもしれないと・・・
私の心の中ではそういうストーリーになりつつある。
ごめんね、チョコラ。
チョコラのことを忘れたわけじゃないんだけど
でも、時間がたってチョコラがここにいないことが当たり前のようになってくると
私にとっては悲しくてもチョコラにとってはハッピーなストーリーで完結してほしいと願ってる。
ごめんね。

だから、私はこのおもちゃの指輪をしばらくはめることにした。
私の心はもうほとんどチョコラに会うってことをあきらめかけてるけど
でも、少しでも希望を捨てないように
この猫のおもちゃの指輪に願いをかけてみる。
多分、なんの意味もないんだけど・・・
季節が過ぎたねっていうのと同じ感覚でチョコラのことを忘れたくないから。
　　　

悲しくなって泣きました

チョコラがいなくなって今日で７日目。
早起きがくせになったみたいで
ジャージに着替えてウォーキングに行った。
昨日から探す範囲を広げたのでウォーキングシューズを履いて
チラシを貼った辺り一帯を歩き回った。

考えてみると、チョコラがいなくなってから
私の生活はとても健康的になった。
まっすぐ家に帰り、近所をぐるぐる見回り。
夜中の見回りにそなえてお酒は飲まない。
朝は早起きして見回り。

チョコラがいなくなる前は飲んだくれの生活だった。
飲む機会が重なったということもあるが
チョコラと夕御飯を食べたのはいつだったかな。
いつもひとり留守番してさみしかったのかも。
ごめんね、チョコラ。

９月１日からあこがれの片思いの彼は海外に行ったし
つきあって６年目の彼は仕事が忙しくて「頭がウニになってる」と言って大変そうだし
この前、飲みに行って知り合った彼からは何故か着信拒否されてたし

チョコラはいなくなるし。

チョコラがいなくなって今日はじめて泣いた。
今までは泣きそうになっても我慢できたんだけど
チョコラのことをしみじみ思い出したら　悲しくなって泣いてしまった。
チョコラは今、どこで、なにをしてるんだろう。
家を探し続けてるんじゃないか、お腹すいてるんじゃないかと思うと
チョコラを想って涙が出てきた。

私はいつも心の中でチョコラにつながるように橋を架け続ける。
チョコラ、会いたいね。ごめんね。

朝まで眠るから・・・

ﾁｮｺﾗがいなくなって今日で６日目。
昨夜、仕掛けた捕獲器。
２３時ごろ見回りに行くと捕獲器の前に猫が１匹座ってる。
ドキドキしながら近づいてみると知らない猫だった。
思わず「あんた誰・・・」と猫にむかって言ってしまった。

前の晩、餌を食べてたのもその猫かもしれない・・・

３時半・４時半・５時半と捕獲器を見に行ったが
ため息をついて自宅にもどりベットに横になる。
うとうとしてるとまた目覚ましが鳴り起き上がって捕獲器を確認に行く。
５時半であきらめて捕獲器撤退。
やはり潜伏場所をきちんと確認してからじゃないと無理なのかも。

チョコラはどこに行ったんだろう。
近所の人が「見つかったの？」と声をかけてくださる。
誰かが連れて行ったんだよ、とか、猫好きな人が飼ってるんじゃないかとか。
母はどこか死に場所を探しに行ったんじゃないかと言った。
最初はそんなこと考えたくなかったが
それもあり得るかなと思うようになった。

いなくなる１週間くらい前から
チョコラは朝、玄関におしっこをするようになってしまった。
玄関に水をまいてブラシで洗っていたので
朝だけ玄関の扉を開けるようになっていた。
それまでは、玄関を開けることはなかったのに。
チョコラは外に行きたかったのか・・・・
そっとひとり外に出て行ってしまって。

弱気になる自分が情けないが
正直、もうこれ以上どうしていいかわからない。
今日は、もっと広い範囲にビラを貼って配って訪ねてまわって・・・
あとは、情報を待とうと思う。

チョコラのトイレも餌入れも水入れもおもちゃも爪切りもブラシもそのままあるのに
チョコラだけいない。
チョコラのいない風景、毎日、
とてもさみしくて悲しい。

捕獲器購入

ﾁｮｺﾗがいなくなって今日で５日目。
明け方５時半くらいに餌の確認に行った。
固形の餌はそのまま残っていたが　
ほしカマ　というするめのようなものはなくなっていた！
缶詰の中身を道路の端に置いていたのもなくなっていた。
期待がふくらんだ。チョコラがこの辺にいるのかもしれない。

そのおうちの人に事情を説明してお庭に入って探した。
まさにネコの額のようなお庭に植木鉢がたくさんあった。
ブロックの上に板を置いて植木を置いてる状態。
この地面とブロックの間の隙間は潜むのにちょうどいいかも。
私は草むらに頭をつっこんでそのブロックの下を覗き込んだ。
懐中電灯・・・こいつがよわよわしいしい灯りしかともさず
そのおうちの人がみかねて「うちの懐中電灯使ってください」と言ってくださった。
（私の懐中電灯とあまり変わらない灯りでしたが・・・）
でも、その気持ちがうれしくて輝いてみえた。

母が飼ってる黒猫のキキは忙しそうにうろうろとブロックの隙間に入っていく。
でも、肉眼でチョコラを確認することはできなかった。
私は蚊にさされ、汗だくで、土にひざまづいて探していたのでドロドロ。
がっかりした。

でも、感じたのはここは隠れ場所がたくさんあるということだった。
隣の家のお庭は草がボウボウ。
チョコラがここにいると信じあきらめずに次のステップに進むことにした。

本当は今夜は飲み会のお誘いがあったがお断りした。
そして、飲みに行ったつもりで　「捕獲器」を購入した。
あんなに臆病なネコは捕獲するしかないと決断。
約1万円。
「捕獲器」を買った帰り道、
「胸が躍る」「胸をふくらませる」「胸をはずませる」
という言葉がぴったりの気持ち。
ﾁｮｺﾗのクッションを敷いて餌を吊るしてセッティングしてきた（午後10時）

そしてもうそろそろ確認してきます。
今夜は1時間おきに捕獲器を確認しに行こうと思います。
チョコラがもし捕まってたとしたら・・つらい時間が少しでも少なくすみますように。
会えるよね、チョコラ。

かすかな希望

今日は母が飼ってる黒猫のキキが助っ人にきてくれた。
まだ小さな子猫だが、チョコラとは顔見知り、期待大。
小さなキキの体にリードをつけて捜索隊に加わってもらった。
ところが、道端に寝っ転がったり、伸びをしたり
警察犬のようにスタスタと目標にむかってまっしぐらというわけにはいかない。
しょうがないので、目撃情報があった場所まで抱っこして行った。
でも、やっぱり寝そべってくつろいでる・・・
次に怪しいと思っている空き家まで抱っこして移動。
そこでも、寝そべってくつろいでいる。
でも何もないので猫がひそむにはやはり無理があるかもしれない。
再び移動。
次は人様のお庭。
でも私が猫だったらここに隠れるかも。
キキはここでは別人（別猫）だった。
様子をうかがうように庭の中に入っていく。
私も小さな声で「チョコラ」って呼んでみる。
そしたら「ニャン」ってチョコラの声がした！
私はうれしくなって、しばらく名前を呼んでいたが反応なし。
一度自宅に戻り、チョコラが好きな餌と水を持ってもう一度現場へ。
母もついてきた。
今度は母も「ニャン」っていう声を聞いて二人で興奮してしまった。
餌と水を置いて自宅に戻り
しばらくして餌を食べているか確認しようということになった。
チョコラが見つかったと喜んでいたらキキが「ニャン」とないた。
母と顔を見合わせ・・・現場でのなきごえはもしかしてキキ。。。。。
糠よろこびだったのか・・・
母が「キキはおねだりする時くらいしかなかないから、さっきのはキキじゃないよ」
と言ってくれたが、チョコラだと信じて　　いいですよね。
明け方５時くらいに餌の状況を見に行こう。
そして、明日はその家の人に事情を説明してお庭を見せてもらおう。
きっと会えるよね、チョコラ。