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由布院からのハガキ [日記]

6月の終わりにハガキが届いた、1年前の私と彼から・・・
ちょうど1年前、私は幼馴染の彼と湯布院に旅行に行った。
その時立ち寄った「由布院美術館」で由布岳を眺めながら
彼と二人で1年後に届くハガキを書いた。
私は1年後の自分と彼に2枚のハガキを書いて美術館のポストに入れた。

届いた彼のハガキをみて思わず泣いてしまった。
楽しい旅行だったということが書いてあり、最後に
「このはがきが届いた時、幸せな日々が続いていることを願っています」
と書いてあった。
「好き」とか「愛してる」とか全然言わない人だったから
本当に私のこと好きなのかなと不安でお別れしたのが去年の12月。
でもこのハガキを読んで、彼は私のことを好きでいてくれたんだなあと思ったら
胸が締め付けられて、嬉しいような、悲しいような・・
よくわからない気持ちと涙があふれてきた。

そしてもう1枚は1年前の私から届いたハガキ。
「どうなっているのかな、1年後・・・」
と楽しい旅行中にもかかわらず、不安な気持ちをつづっていた。
最後は「1年後の私へ、素敵な毎日をおくっていることを願ってます」
と書いて終わっていた。

もし、彼とお別れしないで付き合っていたらどうなっていたんだろうか・・・
それが幸せな日々だったのだろうか・・
でも、今の自分が好き。
そして素敵な生活だと気に入っているからいいかな。

そして、私が1年後の彼にあてたハガキ。
ハガキが届いた日、
「未来の予想はバッチリでした」という彼からメールがあった。
私は彼に
「続かなくてダメになるだろうと何となくわかってました。
 なぜかというと最初からあなたは私のことを愛していなかったからです。
 多分、ずっと愛してくれないだろうなあと感じていました。
 女は愛されないと生きていけないのよね。
 『友情よ、永遠に!』だったかな?」
と返信した。
私はハガキに1年後は別れていると思うと書き最後に
「友情よ、永遠に!」

あの頃は彼を失いたくない強い思いとともに
別れを感じていた切ない時期だったなあ。
彼にメールを送ったらなんだかスッキリした。

1年前の恋の話でした。
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PAP_0124.JPG






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月夜

胸にキュッとした思いがこみ上げます。
by 月夜 (2011-08-18 19:12) 

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